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朝青龍×長渕剛対談

 投稿者:たーぼう  投稿日:2010年 2月 6日(土)20時14分52秒
返信・引用
  シンガー・ソングライターの長渕剛(50)と横綱・朝青龍(26)がこのほど対談した。横浜市内で新アルバムを録音中の長渕を、「9年来のファン」という朝青龍が訪問し、念願の対面が実現。「今あるのは長渕さんの歌のおかげ」と横綱の心の礎になっていることを明かした。歌、相撲、祖国、人生…。異なるジャンルを支える2人が、世代、国を超えて熱く語り合った。

 朝青龍は今年の初場所中、長渕出演のショーを東京ドームで観劇。来訪をたまたま本紙記事で知った長渕は「会いたい」と横綱が熱望していることを聞き、録音スタジオに招待した。

 朝青龍(以下、朝)「初めて長渕さんの曲『とんぼ』を聴いたのは1999年ごろ。ものすごいパワーがでてきました」

 長渕(以下、長)「ぼくの曲を聴いてくれるのは、勝負の世界に身を置く人が多い。勝負師って、強くなる過程で弱さが嫌になっていく。ぼくも自分の強さと弱い部分を歌ってきた。だから共感してもらえるんだと思う」

 長渕も横綱との対面を願っていた。朝青龍によって角界に変化が起きていることを感じていたからだ。

 長「日本の国技でありながら、みんな見なくなった時期があったけど、横綱が出てきてまた注目したよね。久しぶりに現れたヒーローだと思った。日本人力士がふがいないと言われるのは、目指すヒーローがいなかったから。やっと若い力士の目標が現れたということ」

 朝青龍は初場所で、史上5人目、20回目の優勝を達成。場所中、繰り返し聴いた曲がある。映画「男たちの大和/YAMATO」の主題歌として使われ、戦地で散った日本兵の家族や恋人の心情を歌った「CLOSE YOUR EYES」(05年)だ。

 朝「カラオケで2、3回歌いました。最近、愛国心を感じることが少なく、思い出すきっかけにもなりました」

 長「モンゴルから来て日本の国技を伝えていることに深い意味がある。ぼくらは、横綱が愛するモンゴルの『血』をテレビを通して感じ取っている。人間の一番大事な、祖国の血の尊さを教わっているんだ」

 長渕は、横綱が抱える孤独感にも共感を覚えるという。長渕の楽曲制作も生みの苦しみの伴う、孤独な作業だ。

 朝「昨年の九州場所は逆転優勝でした。場所中ずっと『とんぼ』を聴いて、自分を奮い立たせ、奇跡が起きた。優勝を決めた取組後(安どして)ハイヤーの中でひとり泣きました。家族がいても、土俵ではひとり。重圧は自分にしか分からない」

 長「勝負は紙一重の世界。人間の弱さを救ってくれるのが祖国の血であり歌や言葉の力。ただ、言葉は人を傷つけ、殺すこともある」

 朝「そうです。努力して勝っても、何だかんだ書かれる。言いたい。オレを倒せるヤツがいるなら出てこい!と」

 アルバムでは「JEEP」(95年)と「YAMATO」(05年)を好んで聴いている。

 朝「長渕さんの曲は、寂しい時に肩を組んでくれる友達のよう。日本語の勉強にもなった。ぼくはリラックスする時でなく、集中力をグーっと高める時に聴くんです」

 長「横綱の強さの原動力は、絶対に勝つ、という一念。いまの日本人にないハングリーさ。ぼくも含め、見習うべきだと思う」

 朝「考えるんです。丸1年けいこしてきて、(取組は)たった何秒。勝たなきゃ意味ないじゃないか。ぼくが人より何が上かと言ったら、気持ちの強さ。自分に勝たなきゃ、相手に勝てるわけない」

 長「横綱は命を懸けているんだよ。頂点に立てるかどうかはその意識があるかないか。本当はどんな仕事をしていても誰もが命を懸けなければいけない」

 朝青龍は録音作業も見学。ギタリストに「準備OK?」と声をかけ、スタジオを笑いに包んだ。200キロのベンチプレスを上げた携帯画像を長渕に見せ、子供のようにはしゃぐ光景もあった。

 長「このちゃめっ気がすてきだよ。お相撲さんって、しゃべらないし、しゃべってはいけないイメージがあった。横綱がそれを変えた。鬼気迫る形相と、両面あるから素晴らしい。新しい力士像を作ったよね」

 朝青龍は東京ドームのショーが長渕の生歌初体験。新曲「太陽の船」から大きなパワーを感じ、それを受け止めようと、無意識に両手を開いた。

 長「イントロは大地からゆっくり太陽が昇るイメージ。横綱の故郷と相通じるのかな。モンゴルに行きたくなったな。草原でギターを持って歌ったら気持ちいいだろうね。横綱が声をかけてくれたら、たくさん観客が集まるんじゃないかな」

 朝「長渕さんの歌はモンゴルに合いますよ。ぼくはモンゴルの宣伝係。友人に長渕さん(の歌)を聴かせたらみんな好きになっちゃった。来てほしいです」

 長渕は初めての相撲観戦と、朝げいこの見学を約束。横綱も秋に予定されているコンサートツアーを心待ちにしている。活動ジャンルも国籍も異なる。24歳の年齢差も超え、2人の間に固い友情が生まれた。

 ◆朝青龍 明徳(あさしょうりゅう・あきのり)本名ドルゴルスレン・ダグワドルジ。1980年9月27日、モンゴル・ウランバートル市生まれ。26歳。高砂部屋。97年来日し、高知・明徳義塾高に相撲留学。99年初場所、初土俵。02年九州場所で初優勝。03年春場所で史上最速の所要25場所で横綱昇進。今年の初場所で史上最速の20回目の優勝。家族は妻と1男1女。

 ◆長渕 剛(ながぶち・つよし) 1956年9月7日、鹿児島県生まれ。50歳。78年「巡恋歌」でデビュー。「乾杯」「とんぼ」などミリオンセラー多数。2004年に桜島で7万5000人を集めオールナイトコンサートを開催。オリックス・清原和博、F1の佐藤琢磨、ボクシング元世界王者の戸高秀樹氏、新極真空手の緑健児代表、新保智師範らとも交流がある。
 
 

◇09年を振り返って◇

 投稿者:たーぼう  投稿日:2010年 2月 3日(水)21時57分7秒
返信・引用
  --30周年を機にレコード会社を移籍して新たなスタートを切りましたが、新たなスタートに至る思いは?

T.N:何年も前から、自分の環境を大きく変えようと思っていたのは事実。自分には変化が必要だったんだ。新たなチャレンジをすることで、自分に弾みを作りたかったんだよね。そして、大きなレコード会社である「ユニバーサル」の門をたたくことで、何か大きなことができるんじゃないかという期待感もあった。

 --09年を新たな環境で活動されて、何か発見はありましたか?
T.N:1年目は、狙い通りだったと思う。ユニバーサルにとっても僕にとっても、とても新鮮な1年だった。お互いに協力しながら一緒に走ることができて、僕の好きな連帯感というものを強く感じられたね。
 

◇09年のツアーについて◇

 投稿者:たーぼう  投稿日:2010年 2月 3日(水)21時52分32秒
返信・引用
   --9月からアルバム「FRIENDS」を引っさげアリーナツアーを行いましたが、そこで伝えたかったこととは?
 T.N:人間は自分だけが幸せを感じていても、満たされない生き物なんだと思う。例えば、僕が一人で登山をして、山の頂上に着いたときにすばらしい景色を見て、達成感を感じられたとする。でもそんなときに僕一人ではなくて、お前がいたら、君がいたら……その景色を見てどう思うのだろう? 僕と同じように、この空気をおいしいと言ってくれるのだろうか? 僕はそう言ってほしいんだ……そういう思いが僕の中には何十年もあったんだ。僕は何か目標を作ったら、それに向かって一生懸命走るタイプ。でも、僕が一人だけで走るんじゃなく、お前も一緒に走ったら楽しいぞ!と思うんだ。そんな連帯意識がなければ、人間は強く生きられないんじゃないかな。そんな問いかけをしてみたくて、昨年の「FRIENDS」というアルバムでもこのツアーでも、そんな思いを表現してみたんだ。

 --アリーナツアーに続いて10月からは、弾き語りによるホールツアーを行いました。
T.N:ホールツアーでは20回も公演を行って、100曲以上歌って……そんなことあり得ない、できっこないと思っていたけれど、これはファンの皆がいてくれたからこそできたことなんだよ。

 --09年の締めくくりは、12月30・31日に神戸ワールド記念ホールでした。このライブはいかがでしたか。
 T.N:神戸はファンのために開催したライブだったんだ。周りの皆に「ありがとう」という気持ちと「まだまだ見ていろよ!」という気持ちを伝えたくてね。だから、ファンのリクエストにも応えたし、ファンをステージに上げてみたりもしたんだ。あれは本当に楽しい時間だったね。僕のファンに対する愛情を赤裸々に表せたのが、このライブだったんだ。
 

◇ツアーの感想、ストイックな姿勢について◇

 投稿者:たーぼう  投稿日:2010年 2月 3日(水)21時46分54秒
返信・引用
  --ツアー全体の感想をお聞かせください。

T.N:僕は、よくここまでやるな!と思ってもらえるような、すごいことをただやりたいだけなんだ。だから、今回のツアーでは、長渕剛はすごい! だけど、それだけではなくて長渕剛のコンサートに来ている連中もすごい!!と思ってもらえるような空間を作りたかった。今回のツアーは、僕の想像以上にすごいものができて、本当に良かった。そして、一緒に過ごしてくれた皆が本当に温かかったなぁ……。

◇ストイックな姿勢について
 --肉体や精神を極限まで研ぎ澄ます理由は?
T.N:ショービジネスの世界では、肉体がいいかげんになったら終わりなんだ。ストイック、ストイックって周りは言うけれど、自分ではそんなふうに思っていない。ただ、楽しいんだよ。ライブとかでね、オーディエンスと一緒にお祭りのような時間を過ごせる。そんな機会は年に1~2回しかないけれど、何もない人生ではなく、ライブに焦点をしぼって毎日を過ごしているなんて、楽しい人生じゃない? そう考えると全くこういうことが苦にはならないんだ。「さあ、僕もこれだけ鍛え上げて鋼のような肉体でお前らの前に登場するから、お前らも同じように付いて来い!!」って、そう思うんだよ。人生を楽しく充実したものにするには、今の自分を楽しく作り上げていくことが必要なんだと思う。ステージでみっともないことをやっても、全然自分自身が楽しくないでしょ。やっぱりオーディエンスよりもスタッフの誰よりもタフじゃなきゃいけない、それが最低限必要なんだと思う。80、90歳になってもストイックでいたいよ。53歳なんてまだまだだね。
 

◇30周年について◇

 投稿者:たーぼう  投稿日:2010年 2月 3日(水)21時40分15秒
返信・引用
    --この30年を振り返ってこみ上げてくる思いとは?

T.N:僕は今、レオっていう犬を飼っていて、そいつが毎日必死で生きているんだよ。とにかく一挙一動が命懸けで。毎回、満身創痍(まんしんそうい)で僕に飛び込んでくるんだ。きっとこいつは、命には限りがあり、はかないものであるということを知っているんだろうな。だからその一瞬一瞬を、本当に大事にしているんだ。こいつと一緒にいると、僕らには時間があるという喜びと、その時間には限りがあるんだというはかなさが常に紙一重だということを強く感じる。

 レオを見ながら、僕にとってこの30周年はなんだったんだろうと振り返ってみた。すると、ファンのみんなも満身創痍でおれに飛び掛かってくれていたことに気付いたんだ。ファンのみんなは、僕の中途半端さを許してくれなかったんだろうな。この30周年はまさに、ファンのみんながいるから、振り返る間もなく走って来られたんだと思う。そういう、「命のやり取り」みたいなものが僕とファンの間にあったと感じるんだ。だから僕は今回のステージで、とにかく涙が出た。僕もいっぱいいっぱい泣いたし、ファンのみんなもいっぱい泣いてくれた。

 僕には限りがある。みんなにも限りがある。もう二度と会えないかもしれない……という気持ちでね、毎回ファンのみんなに立ち向かっている。だから、彼らの優しさが身に染みるわけさ。こんなに幸せな場所で歌える自分がね、本当に幸せだって思うんだよ。だからこそ、それに甘えないでね、僕はファンのために昨年1年間走り抜けたんだと思う。僕にとっても、ファンのみんなを裏切らずに走っていられたんだという、充実感があったよ。
 

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